1日にどのくらいの距離を歩く?
20~25kmです。多くの人にとって最も無理なく歩ける距離です。たとえばフランス人の道では、CaminoGOは約763kmを34ステージに分けており、1ステージあたりの平均は約22km、最短は約18km、最長は約32kmです。
22km歩くのにかかる時間は?
約5~7時間です。
- 平坦な道なら時速約4~5kmで歩けます。
- 途中の休憩や朝食、写真撮影などで、さらに1~2時間ほどかかります。
- 上り坂ではペースがかなり落ちます。獲得標高が600m増えるごとに1時間プラスするのが一般的な目安です。
多くの巡礼者は朝7時頃に出発し、昼過ぎに到着します。午後は洗濯や休憩をしたり、小さな町を散策したりして過ごし、夜10時前には就寝します。
フランス人の道のアップダウンは?
最初と最後に大きな山越えがあり、中盤は長い高原が続きます。初日にピレネー山脈を越え、BurgosからLeónの間は標高800m前後の比較的平坦なメセタ(高原)を歩きます。Leónを過ぎるとさらに2つの山が待っており、Rabanalの先で最高地点の約1,500m、続いて約1,300mのO Cebreiroへと登ります。

初日からいきなりハード?
フランス人の道の初日は、全行程で最も過酷な1日です。Saint-Jean-Pied-de-PortからRoncesvallesまでの約24kmで、累積獲得標高は約1,450mにのぼり、以降のどのステージよりも多く登ります。

最初の数日はどのくらい歩くべき?
平均より少し短めにしましょう。バックパックを背負って毎日歩くことに体が慣れるまで、約3~4日かかります。最初の数日の距離を数キロ抑えるだけで、その後に水ぶくれや膝の痛み、ふくらはぎの張りに悩まされるリスクがぐっと減ります。ガリシア州の公式ガイドでも、自分の体力や目標に合わせて区間を決めるよう推奨されています。
各ステージの終点はどう決める?
宿泊、標高差、補給、日没の4つを確認します。
- 終点に宿泊施設があること。その村や町にアルベルゲやホテルがあるか事前に確認しましょう。ハイシーズンはベッドの空き状況にも注意が必要です。
- 距離だけでなく獲得標高も見ること。同じ20kmでも、平坦な道と山越えでは負担が大きく異なります。
- 補給できる間隔を確認すること。たとえばメセタ(Burgos~León付近の高原)は平坦ですが、村と村の間隔が遠く、夏は日差しも強烈です。どこで水を補給するかあらかじめ確認しておきましょう。
- 日没前に到着すること。道標は日中に歩くことを前提に設置されており、ガリシア州当局も夜間の歩行は控えるよう呼びかけています。
休養日は何日入れる?
7~10日歩くごとに、1日休養日を入れましょう。フランス人の道ならPamplona、Burgos、Leónといった大きな都市が最適です。洗濯や装備の買い足しができるほか、ゆっくり観光も楽しめます。
この記事のポイント
- 1日20~25km、5~7時間が多くの人にとって無理のないペースです。
- 最初の3~4日は距離を抑え、7~10日ごとに1日休みましょう。
- 終点選びは「宿泊・標高差・補給・日没前の到着」の4つを確認します。
CaminoGOでできること
旅程を作成する際に「あなたのペース」を選んで1日の目安距離を決め、「草案を生成」をタップすると、毎日宿泊する町が自動で組まれます。作成した後は、宿泊する町の変更や休養日の追加など、1日ごとにいつでも調整可能です。また、各日の標高グラフを指で左右になぞると、地点ごとの距離と標高を確認できます。

出典
- 加利西亞官方聖雅各之路網站:Advice and recommendations(2026-10-16確認)
- 照片:Roncesvalles,A1AA1A,CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)(2026-10-16確認)
